ホンダNSXが国産唯一のスーパーカーと言われた理由 |

ホンダNSXが国産唯一のスーパーカーと言われた理由

      2018/01/04

こんにちわ。

ホンダの新型NSKが発売されてしばらく経ちますが、実車はご覧になりましたでしょうか。

私はまだ街中で走っているのを見たことがありません。

とてもじゃないですが一般の人が買えるようなクルマではありませんが、先行する日産GTRにどこまで追いつけるか今後に期待しましょう。

ところで若い方はホンダのNSXが復活と聞いても、何が凄いのかあまりよくわからないと思います。

それだけ、今のホンダはスポーツカーを作っていません。

今でこそミニバンメーカーですが、昔はスポーツカーといえばホンダのイメージでした。若者の為に軽量で安いスポーツカーを大量生産していたメーカーです。

そんなホンダがバブル経済の後押しを受けて、1990年のクルマ市場に投入したのが初代NSXでした。

未だに国産で唯一のスーパーカーと言われていますが、同時期には日産のGTRやトヨタのスープラが競合していました。

なぜNSKだけがスーパーカーになれたのでしょうか。

それは採用された技術、開発方法、生産工程に秘密があります。

NSXには世界初のオールアルミボディが採用されました。

徹底的に軽量化させてボディ剛性を確保するための選択でしたが、新技術の採用はコストを上げる要因になります。一般的にコストが割に合わない技術は採用されませんが、NSXだけは特別でした。

次に開発方法ですが、アイルトン・セナがテストドライバーとして開発に参加しています。

ドイツのニュルブルクリンクでのテストを繰り返し行うことで、クルマを仕上げていく作業です。当時のF1トップドライバーが参加するなんて今では考えられませんね。

生産工程も一般的には自動化された工程で組み立てられますが、NSKはその構造の特殊性から全て手作業で行っていました。利益を優先する大量生産メーカーにとってはあり得ないことです。

全てにおいて当時の最先端の技術が投入された結果として、新車販売価格は脅威の900万円越えを果たすわけです。乗り出しは1000万円は超えたでしょうね。

他のクルマにはない開発ストーリーと高価な販売価格、これが国産唯一のスーパーカーと呼ばれた理由です。

ちょっとローンを組もうかなの勢いでも買えませんね。事実、販売直後にバブル経済が崩壊したことによって、販売台数はあまり伸びませんでした。

そしてNSKは2005年に生産を終了しますが、その後も開発は続いていました。しかしリーマンショックがあって次期NSKは一時開発が凍結されます。

その後、今年になって新型NSXがついにデビューしたわけです。

これからもNSXは日本を代表するスポーツカーであってほしいですね。

 

 - クルマ