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ナウシカ終盤の巨神兵はオームの群れに突撃するはずだった?実現しなかった理由他

映画ナウシカの終盤に出てくる巨神兵は、強大な力を完全に発揮できないまま終わりますよね。

巨神兵のシーンはエヴァの庵野監督が原画を担当しているのは有名な話ですが人物作画が苦手だったらしく、宮崎監督がクシャナを修正しています。

このシーンについては後日談がかなり存在し、原画を担当した庵野監督が様々な媒体で証言しています.

その中の面白い話として、当初の構想では巨神兵のシーンは映像化されたものとは全く違っていたことです。

「腐ってやがる,早すぎたんだ」というセリフに代表されるように、蘇生が早すぎた巨神兵は下半身が崩れ落ちてしまい、立上がらないまま絶命しました。

終始四つん這いのままで未完成品だったことが強調されていますが、宮崎監督は最初からそのような形で描くつもりではなかったそうです。

そもそもの構想では巨神兵はクシャナと一緒に歩きながら登場し,プロトンビームの発射やオームの群れに突撃して格闘戦も繰り広げる予定でした。

構想通りであれば巨神兵が立ち上がって戦う勇姿が見られたわけですが、残念ながらスケジュールの都合で実現しませんでした。

今回の記事では庵野監督の二つの証言をもとに紹介します。

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ナウシカ終盤の巨神兵はオウムの群れに突撃するはずだった?

庵野監督が証言した巨神兵 登場シーンの元々の構想です↓

庵野監督「クシャナは戦車でやってくるのではなくて一緒に平行して歩いていくと…..

・・・

一緒に歩いて行ってオームと巨神兵がじかに戦うようなとこもあったんですけど….

巨神兵の最後の一発もあーいうしょぼい形ではなくて首を振りながら天に向かって打つような、そのあと殆ど立ちポーズのまま崩れていくような、そういう絵コンテでした。」

引用元:若い時の庵野監督のかっこよさは異常 【永久保存版】

庵野監督「宮さんが最初に描いていたコンテが実によかったんですよ。巨神兵は溶けてなくて、王蟲の群れの中に入って、ちぎっては投げちぎっては投げしているんです。だけど最後は王蟲の数に潰されてしまう。」

引用元:庵野秀明監督「アニメーターの技術は、今でも『オネアミスの翼』が最高峰」と断言 – 自らのキャリアを語る (2) 納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の丸い爆発

庵野監督は後年、宮崎監督の当初の構想を評価しています。

監督の証言をもとに巨神兵の本来の雄姿は下記のようなものだったと推測されます。

  • 巨神兵はクシャナとともに歩きながら登場する
  • プロトンビームを発射後にオームの群れに突撃し、格闘戦を繰り広げる
  • オームの数に圧倒されて、首を振りながら天空に向かってビームを発射し、立ち姿のまま絶命する…

今のままでも十分に凄いのですが、これが実現していれば今以上にナウシカのラストはさらに盛り上がったかもしれない。ちなみに巨神兵が首を振りながら、空にビームを発射する絵面は庵野監督が過去に実演しており、なんだか笑えますw

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1980年代後半の庵野監督

巨神兵の勇姿が実現しなかった理由について

庵野監督「お互いに手が遅くて(笑)

宮さんのコンテが上がるのも僕の原画が上がるのも両方とも遅かったんで、だんだん規模縮小されていきまして、最終的にはフィルムになったような形になっちゃったんです。」

引用元:若い時の庵野監督のかっこよさは異常 【永久保存版】

庵野監督「これはかっこいいけど大変だな、自分に描けるかなと思っていたところ、(納期までの)時間がなくなったんですね。

それで宮さんが上げてきたのが、巨神兵が溶けている絵で、一発撃って自滅してしまうんです。映画の尺もないからと説得されて、渋々納得しました」

引用元:庵野秀明監督「アニメーターの技術は、今でも『オネアミスの翼』が最高峰」と断言 – 自らのキャリアを語る (2) 納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の丸い爆発

残念ながら、巨神兵のシーンを変更せざる負えなかった理由は納期が足らなかったです^^;

天才二人がいてもスケジュールには勝てなかったということか。。

映画版のナウシカはスタジオジブリが設立される前の作品で、宮崎監督といつも仕事をしているメンバーがほとんど参加していなかったとか。もともと、巨神兵のシーン自体も庵野監督以外のスタッフが担当する予定でしたが、そうした状況だったので急遽担当することに。

時間がない中で宮崎監督が再提案したものが、今の巨神兵の姿ですが庵野監督は渋々納得したんだそうです。

巨神兵が動くイメージはエヴァの使途に引き継がれた感じもしますが、最初の構想が映像化されてほしかったなぁと思う次第でした。

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庵野監督は他にも未練があった?

庵野監督「もう2枚、間に5コマで中7枚あれば良かったんです。そうすれば、完璧だったんですけど。あれは今でも悔しいですね。あのラッシュを見た時、死にたくなりました。もう失敗した~って。他の人が褒めてくれる分、余計に辛かったですね。もっと良くなったハズなのに…。あれ以来、宮崎さんの云う事を聞かなくなったんです(笑)」

庵野監督いわく、巨神兵のシーンは他にも未練があったみたいです。細かい話ですが、巨神兵の外層が崩れ落ちるスピードが早すぎると感じませんか?

巨大感を出すために、本来であればゆっくりと外層が崩れ落ちたほうがいいのですが、宮崎監督の指示により中割を少なくせざる負えなかったそうです。

本来こうしたかったのに実現できなかったという話は他にもあると思いますが、巨神兵のシーンは表向きに公開されている後日談が多いので紹介させていただきました。