日産の新型ジュークが欧州で2019年9月20日から発売開始となりました。
洗練されたデザインに生まれ変わりました。ぜひ日本でも発売してほしいのですが、現時点では不透明です。
今回は、新型ジュークのスペック、内装、後部座席の広さについて紹介します。
目次
新型ジュークの最新情報|エクステリアとインテリアの概要

新型ジュークの外観デザイン
新型ジュークの外観は、現行型をさらに洗練させたデザインです。欧州日産がデザインを主導し、デザインアイコン”Vモーション”が違和感なく取り入れられています。
先代はどちらかというとブサイク顔でしたが、新型はクーペスタイルとして生まれ変わりましたね!
ボディサイズはアップしていますが、新型は23kgの軽量化に実現。ホイールベースが拡張されたので、後部座席も広くなっています。
内装にはオプションでアルカンターラやレザーが選べます。
以下に先代モデルからの変更点を挙げました。
外観デザイン
- フローティングルーフを採用し、流れいなデザインを実現
- 初代よりもボディサイズがアップ
- 23kgの軽量化を実現
- 19インチの大径ホイール
- ユーザーによってカスタマイズが可能
内装・インテリア
- リアシートの膝スペースが58mm拡大
- ヘッドルームが11mm拡大
- 収納スペースが先代よりも20%拡大され、422Lとなった
- 内装はアルカンターラやレザーをオプション設定
エンジン性能・安全装備
- 1リッター直列3気筒ターボエンジン
- 6速MTと7速DCDクラッチ
- プロパイロットを搭載
- 道路標識を検知して車速を自動的に調整
- 車線逸脱防止機能
新型ジューク(欧州仕様)のスペックと価格
欧州仕様のスペックは以下になります。オートマはCVTではなく7速DCTが導入されるようです。直列3気筒1リッター・ターボのエンジンも面白いですね。
7速DCTにはパドルシフトやドライブモードセレクターが搭載され、状況に応じてエンジン特性と変速特性が変えられます。
英国市場での価格は、約223万円から325万円です。日本市場 においても、そのような価格帯になると考えられます。
欧州仕様のスペック | FF・6速MT | FF・7速DCT |
全長✖︎全幅✖︎全高[mm] | 4210✖︎1800✖︎1595 | |
ホイールベース[mm] | 2636 | |
車両重量[kg] | 1192 | 1210 |
乗車定員[人] | 5 | |
エンジン型式 | E6D型・直3DOHCターボ | |
総排気量[cc] | 999 | |
最高出力 kW(ps)/rpm | 86(117)/5250 | |
最大トルク Nm(kgm)/rpm | 180(18.4)/1750 | |
サスペンション 前/後 | ストラット/トーションビーム | |
タイヤサイズ | 215/65R16、215/60R17、225/45R19 | |
価格 | 230万円〜330万円 |
洗練されたエクステリア

19インチホイールを装着した新型ジューク

ホワイトの新形ジューク
大きく印象が変わったのはヘッドライト。先代は全体的に丸っぽい印象を受けましたが、今風な鋭い目つきに変わりました。
19インチも装着し、高級感が演出されています。
サイド・リアビューはよりスタイリッシュに。
サイド・リアビューもクドいデザインではなく、スタイリッシュに仕上がっています。
ホイールは純正で2種類の19インチを用意

計4種類のホイールを用意
計4種類の純正ホイールが用意されています。そのうちの2種類は大径19インチです。
タイヤ代を考えると19インチは大変ですね。18インチがあると丁度よかったかもしれません。
ボディカラーは全11色。フジサンセットが新たに追加
ボディカラーは11色です。新型ジュークにはフジサンセットが新たに追加されています。
Nデザイングレードパッケージでは、車体色をツートンにカスタマイズ可能
Nデザイングレードパッケージでは車体色をツートンにカスタマイズ可能です。色の選び方にセンスが問われますが、選択肢が広がりますね。
外装だけではなく、内装もカスタマイズ可能です。
高級感のあるインテリアに変貌

内装のカラーもカスタマイズ可能

ホワイトの内装もかっこいい

メーター周辺のデザイン
インテリアにはアルカンターラとレザーをオプション設定し、高級感のある内装に仕上げることが可能です。
それだけではなく、内装の色もカスタマイズが可能になっています。
使い勝手のいいチルト機能(上下)とテレスコピック機能(前後)

新型ジュークのチルト機能
新型ジュークには使い勝手の良さそうなチルト機能(上下調整)とテレスコピック機能(前後)が搭載されています。操作性はよさそうですね。
カーナビのタッチパネルの操作性
カーナビにはタッチパネル機能が搭載され、追従性は悪くなさそうです。インテリアパネルはピアノブラック風な高級感のあるテイストです。
後部座席のスペースは改善

ジュークの後部座席
ジュークはホイールベースが延長され、膝スペースが58mm拡大、ヘッドルームが11mm拡大となっています。
人が乗った時の余裕度については以下のようになります。

膝前のスペースにかなり余裕がある

足下にもスペースがある

頭上はちょっとキツイかも
頭上のスペースは改善されているとはいえ、ジュークはルーフが尻下がりのデザインです。頭上は背が高い人だとキツイかもしれませんね。
トランクは大容量422L

リアハッチの開閉
リアのトランクも可能な限り容量アップがされています。新型は、422Lの大容量になっています。

リアシートを倒した後のと荷室スペース
リアシートも画像のように倒すことも可能です。
新型ジュークの安全装備|プロパイロットは1.0を採用
安全装備は以下の通りです。
- 歩行者や自転車をインテリジェント エマージェンシーブレーキ
- 道路標識を認識して車速を調製するインテリジェント スピードアシスト
- 車線逸脱防止のインテリジェントLI
- 後退時車両検知警報
- 後側方車両検知警報
残念ながらプロパイロット2.0は採用されません。プロパイロット1.0が採用される予定です。
まとめ:日本発売日はいつ?
日産の新型ジュークは欧州で2019年9月に発売されました。しかし、日本では発売されない予想となっています。
ただ、あくまで現時点で不透明なだけで、2019年10月の東京モーターショーでサプライズ展示される可能性があります。
東京モーターショーで発表されれば、2020年上旬には発売されそうです。
そこで発表されなかった場合は、日本での発売は絶望的です。新型ジュークの代わりにキックスが導入される見通しは出ています。
以上、新型ジュークについてでした。