トヨタの80スープラ、ここ数年で中古価格がだいぶ高くなりましたよね。
つい数年前まではゲトラグ6速のRZでも200万円は切っていたはず…。そしてNAのSZやゲトラグ6速のSZ-Rでも80万円以下で買えた気がします。
フルエアロにしたときは最高にカッコいいし、純正でメタルガスケットが入っている2JZ-GTEはトヨタの最後の良心じゃないのかな?
エンジンを弄っても簡単に壊れない丈夫さって本当に魅力だと思います。国内メーカーがコスト度外視でFRスポーツカーを設計していた素敵な時代です。そんな90年代の名車80スープラも、ネオクラシックカーの仲間入りを果たしつつあり、価格高騰の時期に入ってきました。
チューニング業界ではまだまだ現役で海外の人気も凄まじいです。今回は80スープラの中古価格の高騰理由や、どのモデルを買えばいいのかもアドバイスさせていただきます。
80スープラは高すぎ!海外の人気が凄まじく、需要が後を絶たない
チューニングされたスープラでも新車価格以上で販売されている現状です。やっぱり一時期に比べればちょっと高すぎだなと思います^^;
遊びグルマにスープラ買っちゃおうwなんて思う人は少なくなるでしょうね。80スープラを買うのはかなり勇気が必要になってきました。
海外の人気も凄まじいですよね?youtubeでも弄ったSUPRAはたくさん出てきますし、右ハンドルの車両だったら日本から輸入したのかな?と考えてしまいます。
やはりベース車として使用するには、これ以上最適な車両はないでしょう。2JZ-GTEはトヨタのアリストにも搭載されていたから、RB26よりもエンジンのタマ数があるのも魅力の一つです。
エンジンやボディにも金がかかっている上に新車がなかなか出ないFRスポーツカーですからね。海外の人気が凄まじく、需要が後を絶たないのも頷けます。
80スープラの中古価格の高騰理由:海外との争奪戦になってきた?
1.ワイルドスピードやTVゲームで認知度が上昇
まず80スープラの中古車価格の高騰理由はなんといっても『人気が高いから』の一言に尽きます。日本国内だけはなく、海外で人気なんですよね。
ワイルドスピード1で登場したBomex仕様の80スープラ。人気のきっかけはあの映画が始まりだったのかもしれませんね。映画では仲間と共にスープラを組み上げるシーンは感動しかない><
レースゲームにも多数参加していましたから時間をかけて認知度が上がっていったのかも。
2.盗難や全損によるタマ数の減少
スープラの生産終了年は2002年ですから、すでに16年が経過しています。
当時からチューニングベースとして使用されることで、ストリートやサーキットで全損してタマ数が少しづつ減少していたはずです。
さらにtwitterではスープラの盗難報告が相次いでいます。主に海外の窃盗団によるものですが、スープラの2jzエンジンが高価で取引されていることから盗難が後をたちません。
各々のオーナーがしっかりと自己防衛をすることが大切ですが、盗難防止装備はどちらかというと後回しにされてしまう傾向があります。やはりチューニングの方にお金を回したいですしね^^;
3.海外への流出
海外で人気急上昇中ですから、オークション会場で海外のバイヤーに80スープラが買われています。海外バイヤーと争奪戦になってしまい、価格が上がってしまうのではないでしょうか?
ちなみにこの記事で紹介しているグレーの右ハンドルの80スープラも海外に渡ったクルマだと考えられます。
オーナーのインスタとyoutubeの動画を↓に掲載してますのでご確認ください。
80スープラを中古で買うならどれがおすすめ?
実際のところ、非常に選びづらいかなと思います。RZもSZの両方も高くなってきました。購入する前にスープラで何をやりたいのか?と考えていただければ答えは見えてくるのかなと思います。
やはりガチガチにエンジンチューニングをして、映画に出てくるようなスープラに仕上げたいのであれば最初からRZをオススメします。
一方でマッタリと旅行や通勤でスープラを乗りたい方はSZでも問題ないのかなと思います。しかし、中には後から『やっぱりRZ買っとけばよかった..。』という事例もあると思います。
保険をかける意味でもゲトラグ6速のスープラSZ-Rであれば、あとからアリストの2jz-gteも搭載できるかと。ただクルマを預ける期間や多額の費用も発生します。
どちらにせよ、80スープラを買って乗るという事態、非常にお金がかかります。そのうえ、速い80スープラを仕上げることはさらに資金が必要です。
後悔のない80スープラのモデルを選択していただければ幸いです。
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